| '99春 北海道帰省記 '99.5.22記 | |
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２．往路 羽田空港→新千歳空港 （'99.4.30） ★ エア・ドゥ初搭乗
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格安航空運賃を切り札に昨年秋にに就航した北海道国際航空、略してAir Do（ADO）。この日乗る予定の便は4月30日羽田朝7:25発の11便。なぜエア・ドゥにしたかと言えばやっぱ運賃が16,000円と安いし、どんなもんか興味あるし、道産子として乗って応援したいし（←そんな人多いとか）。そんな訳で飛行機での帰省を決めた時に、たまたま勤務先に入っている旅行会社がADOを扱っているJTBの代理店なので思い切って航空券を取ってみたのであった。
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 ▲エア･ドゥの搭乗券 |
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羽田空港JALカウンターの片隅にある20番団体受付口が現在、Air Do の受付口。窓口では４名のグランドホステスのお姉さんが受付をし、さらに１名が乗客の案内を行っていた。旅行会社で受け取った搭乗券引換証（大手航空会社と異なり旅行会社では搭乗券併用航空券を渡していない）を窓口のお姉さんに渡すと座席の希望を聞かれ窓側と答えると厚紙でできた搭乗券に座席番号の書き込まれたシールをペタッと貼って渡してくれた。う〜ん、金掛けてない。さすがです。（笑）
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 ▲羽田空港エア･ドゥ カウンター('99.4.30) |
 ▲羽田空港にて('99.4.30) |
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羽田空港Cゲートをくぐり83番搭乗口へ（ちなみに財布のせいでセイフティーチェックにひっかかった）。83番からの乗り込みはつまりバス移動となる。そんなわけで6:55までに搭乗口に行くようにとの注意書きのチラシも先ほど受付でもらっていた。なおこのチラシには機内では飲物やオーディオサービスの無いことも明記されており，欲しい人はあらかじめ搭乗口前の売店で購入しておかなくてはいけない。やはりここでもお金を掛けていない。 適当に時間をつぶしてからやがて搭乗時刻へ。早めに行っていたので第一便のバスに乗車できた。そしてバスは移動。駐機場はターミナルから首都高を越えた東側滑走路側なのでまずはターミナル沿いを北上し、橋を越えてあちらへ。移動距離がかなりあるので時間が異様にかかる。後発の航空会社なので仕方ないことなのだろうが、なんか不利さを強いられているような気がする。
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さてAir DO 唯一の保有機、B767-300は東側駐機場の北東側に停まっていた。コーポレートカラーの水色と黄色が栄えている機体で，胴体には北海道のロゴが描かれ、"Hokkaido International Airlines"の名がなかなかカッコよかった。搭乗する時に写真を撮ろうと思ったら搭乗側はタラップがあってアングルが悪い。すると他にも約１名写真を撮っている人がおり、その人が係員に飛行機の反対側から写真を撮りたいと申し出ていたので、チャンスと思い便乗してしまった。（笑） |
 ▲搭乗の様子 |
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さて機内。客室乗務員のお姉さんがお出迎えしてくれ乗り込む。各座席には席番は振られているのだが、それぞれには枝番（つまりAとかEとかの座席位置）が付いていない。察しのいい人には問題ないだろうけど、普通の人にはちょっと難しいかも知れない。(^^;; 座席に座るとそこにはエチケット袋と緊急非難経路の冊子のみ。イスにはオーディオサービス用の装置が取り付けられているが動作せず。なにやらかなりシンプル。しかし他社と同様に毛布のサービスはあった。また機内誌も地元スポンサーで作られている"Air Do Club"という冊子があり、希望者には配布していたのは嬉しいところ。やがてバスが２台来て機内はほぼ満員。定刻より5分程度遅れて飛行機は動きだした。 滑走路への移動中、客室乗務員のお姉さん達は通路に立ち、救命胴衣の説明。これが踊っているような仕草で、なおかつ結構な美人揃いなので見ていてなんか嬉しくなってくる。（爆） 大手航空会社の羽田−札幌便ではプロジェクタでビデオを流すだけなので、それに比べると格段に良い感じだ。(^-^) なおこの日の機長は外人さん。人件費削減の姿をここでもみることができた。 飛行機は7:45頃羽田を離陸。この日は全国的に移動性高気圧に覆われて天気が良く、北海道まで地面をずーっと見っぱなし。（笑） 富士山はもちろん、関東平野から中禅寺湖、猪苗代湖に磐梯山、田沢湖、十和田湖、津軽平野に岩木山、陸奥湾に下北半島、駒ヶ岳に羊蹄山、我が故郷室蘭等など一望でき、凄く得した気分。約１時間のフライトも全く退屈せずに終わってしまった。飲物サービスなんて私にはほんと要らない。(^-^) 風の都合か新千歳空港への着陸は北側から。天気がいいのでなんなく着陸し、約一年ぶりに北海道へ帰ってきました。飛行機はやがて駐機場へ。これがターミナル南側の屋外駐機場。またしてもタラップを降りてバス（北海道中央バスでした）に乗り込む。空港ターミナルとはさほど離れていないので時間も短かったけど、冬場等は寒くてかなり大変そう・・・ まぁそんなことでAir Do初搭乗は無事終了。不満足な点は飛行機と空港ターミナルとが離れていることくらいで、航空会社に対しては何の不満もありません。これからもこのまま安い運賃で飛び続けて欲しいものです。 | |