| '00夏 北海道帰省記 '00.9.3記 | |
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６．復路 室蘭→大洗→松本
（'00.8.21-8.22）
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（１） 室蘭→大洗 「ばるな」の旅 8月21日，いよいよ離道の日である。夜までは普通の生活で夕飯の後，実家を出発。21時頃室蘭フェリーターミナルに到着，係員の誘導で大洗便の車列に加わった。普段より遅めに行った為，真ん中より後ろのほうになった。 早速乗船手続きへ。この時間は大洗便の他，青森便，直江津便が立て続けに出港する為，フェリーターミナルは大盛況。キャンセル待ちのバイクの人達もかなりいる様子だった。
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無事手続きを終え一旦車に戻る。この日は１等船室で相部屋じゃない我が家だけで独占できることが確定したのでひと安心。適当に暇をつぶし22時，いよいよ乗用車の積み込み開始となった。しかし車列後方の為，なかなか順番は回って来ず，22時半頃ようやく積み込みとなった。カミさん達同乗者は22時15分乗り込み開始であった。なお構内放送ではキャンセル待ちで乗れたのは大洗便は5名，直江津便は10名のみであった。バイクで行く人はあらかじめ予約を入れるのが無難であろう。
|  ▲室蘭港にて「ばるな」 ('00.8.21) |
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さて車を停めた甲板は今度は最上部。そして船内との出入口が客室に近くてラッキーであった。部屋に行くと１等洋室定員２名で大きなツインの部屋でソファもあった。これはいい部屋である。和室より広く感じる。 この日の船は「ばるな」。実は昨年の夏，直江津→岩内便で乗った船である。岩内航路が不振で2000年2月から正式に運休していることから，新たに大洗−室蘭航路に就航したものである。船内は特に変わったことも無く，我が家にしてみれば勝手知ったる船である。 出港までまだ時間があるので息子を連れて風呂へ。寝る前に一風呂浴びようという人が多いのか異様に混雑していたがどうにか洗い場を確保して済ませた。 さてこの日は乗り込みも順調だった様子で，船は出港前に既にタラップを引き上げ積み込み口も撤収，定刻5分前の23時25分頃出港してしまった。室蘭港内はゆっくりと航行，ライトアップされて綺麗な白鳥大橋を過ぎ，外海に出たところで外を眺めるのを止めた。そしてビールを飲み就寝。 翌朝，目が覚めたのは朝8時頃。息子が起きだしたのにつられた格好だ。（笑） 食堂で朝食を摂ったのちは部屋でまったりと過ごす。２等と違って家族だけなので気を張る必要もなく適当にゴロゴロしていたら，いつのまにか昼寝してしまった。昼も食堂で食べ，お腹がこなれたところで風呂へ。昨晩に比べて全然空いておりゆっくり湯に浸かれた。
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 ▲船上より ('00.8.22) |
 ▲１等洋室の様子 ('00.8.22) |
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外の天気はさほど良くなく，海の景色もイマイチ冴えない。そんな訳で甲板にはあまり出ず，部屋のテレビで映画なんかを見て過ごした。16時半頃，ようやく陸地が近づいてきて大洗の街が見えてきたので再び家族揃って甲板に出てみた。
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かなり早い大洗到着で定刻より30分ほど早い17時には接岸となった。ところが行きとは違う岸壁に接岸。室蘭便と苫小牧便は日替わりで交換しているのだろうか？ 車に戻るのも簡単で17時20分頃には船外に出ることができた。今までの夏では経験がないくらいスムースである。こうして我々は「ばるな」を離れた。
|  ▲大洗入港 ('00.8.22) |
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（３） 大洗→松本へ 同時に降りた多くの車達と共に大洗の街を出る。これから松本に戻らねばならないが我が家の明日からの食料がないので国道51号線沿いの地元スーパーに立ち寄り，東水戸道路水戸大洗ICから高速道路に入った。ちょうど夕飯時になっていたが息子が車の中で眠りこけていたので車を進める。首都高で渋滞に巻き込まれるのが嫌だったので復路は常磐道から外環，そして関越道に抜けた。そして高坂SAで夕飯。車を降りた途端，じとっとくる蒸し暑さが襲ってきた。これで帰ってきたという感覚が湧いてきた。（笑） 高坂SAからはのんびりと走行し，上信越道東部湯の丸ICで下り，丸子町・三才山トンネルを経て松本に戻った。
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