| '98冬 北海道流氷観光記 | |
３．ウトロ→川湯温泉 ('98.2.22) | |
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★ 川湯温泉へ
寝たんだけど普段通り眠い目を擦って朝飯を食いに行く。バイキング形式なんだけど，まぁ夕飯の時の大食堂なもんだから凄い人。朝から圧倒されてしまった。 ところで知床と斜里を結ぶ国道334号線の沿線は防風林がたくさん見る事ができる。この光景は北海道以外ではまず見られない光景だ。ところどころに一直線に伸びる木々はなかなか不思議で面白いものがある。
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さて斜里から川湯へ向かう途中の清里町でちょうど釧網本線の快速列車がやってきたので撮影。撮影を終え，清里町内を車で流しているとなんと大学時代のサークルの後輩らしき人影を目撃・・・後日訊ねてみるとやはり本人だった。日本全国どこで会うかわからない連中なので怖い。（笑） 清里から国道391号にて峠越え。川湯温泉に着いたのは昼頃だった。
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 ▲ 防雪林 |
| ★ 川湯・硫黄山 | |
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川湯には「硫黄山」という，日本全国どこにでもあるような名前の山がある。でもここは道東観光では結構有名どころ。観光シーズンではないため，お客も少なくてかなり快適に見物できた。とりあえず山に登る。ここは特に立ち入り制限みたいのが無い様子で，蒸気が吹き上げているそばまで勝手に入ることができる。ぷくぷくお湯が沸いていたり，蒸気の出ているあたりの山肌の色が面白かったり，硫黄の匂いは結構きついけど面白かった。 お昼ご飯はここにあったレストハウスにて。
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 ▲ 硫黄山 |
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★ 摩周湖
神秘の湖，と言えば摩周湖。「霧の摩周湖」なんて有名。その摩周湖に行ってみた。まずは川湯側から登って第三展望台へ。この展望台は私は初めて。
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 ▲ 第三展望台より |
 ▲ 第一展望台より |
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次に一番メジャーな第一展望台へ。ここは大きな駐車場とレストハウスがあって，観光客がたくさんいた。この寒い真冬なのに物好きの多いこと・・・とは思ったが私も同類。（笑） まず展望台から湖面を眺める。端っこは結氷していたけど全面結氷には至らず。隣にいた団体のガイドの話ではここ数年は全面結氷したことがないそう。地球温暖化の影響か？ レストハウスには前から話には聞いていた「霧缶」（文字通り摩周湖の霧が缶詰にされている）が売っていたので思わず買ってしまった。 この日も摩周湖は見渡せ，「霧の摩周湖」は見れずじまい。摩周湖の姿が拝めるのは貴重かもしれないが。
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★ 美幌峠 さて，ここに来たらやはり屈斜路湖を眺めねばならぬ。一番綺麗に見えるポイントと言えば美幌峠。ちょうど釧路と北見の国境にある美幌峠は道内でも眺めのいい峠として有名なので訪れてみることにした。弟子屈から国道をたどり美幌峠に向かう途中，眠気が襲ってきて思わず熟睡。気がついたのは峠到着の寸前・・・。
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眠い中，車から降りるとこれが凄く寒い！ 一気に目が覚めた。我慢して展望台に登るとそこには一面結氷し，真ん中に島の浮かぶ屈斜路湖が。これを綺麗と言わずして何が綺麗と呼べるだろう，ってな感じ。写真を撮ったが，あまりにもスケールがでかくてファインダーに収まらない！！ 実に素晴らしい眺めであった。みなさんへのおススメポイントに間違いない。 この日は天気は良かったのだが風が強くて寒いしどうしようもない状態。今度は暖かい季節に是非とも訪れてみたいものだ。
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 ▲ 美幌峠より屈斜路湖を望む |
| ★ 阿寒湖 | |
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美幌峠の時点で時間は15時すぎ。宿に行くにはまだ早すぎる，ってことで，ちょいと遠いがこの辺りの湖を制覇するってことで阿寒湖まで足を伸ばしてみた。 阿寒湖への峠道はこれが結構テッカテカの危ない道。おそるおそる走ってたどり着いた。車で湖畔に降りると湖水は完全に凍り付き，そこにはオートモービルのコースが・・・。おまけに湖岸ではなにやらお祭りの様子。
思わずお祭り会場に足を伸ばし，いろんなかまくらの中に入ったりして遊んでしまいました。この時点での外気温は約-14℃。本当に寒かった。
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 ▲ 氷結した阿寒湖より雄阿寒岳を望む |
 ▲ お祭り会場にて |
| ★ 川湯温泉にて | |
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宿へ向かう途中，ガソリンが無くなりそうだったので弟子屈のGSで給油。そしたらその直後，閉店。間一髪セーフ！ 弟子屈より屈斜路湖沿いに北上して川湯温泉へ。途中，星が綺麗なので車を停めて，エンジンもライトも切って星空を観察。さすがにこのあたりでは星が綺麗だった。冬で空気も澄んでいることもあり，なおさらだろう。
さて今日の宿は川湯温泉の御園ホテル。部屋に案内されてくつろぐ。
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