| 幌萌鐵道管理局 '97/12 道東汽車旅記 '98.2.8更新 | |
| ０．はじめに | |
| 年末年始の12/27-1/4まで実家のある北海道へ帰省しました。そのついでにしばらく行く機会のなかった道東方面に１泊程度で行ってみようと思い立ち、北海道ワイドを使い、ちょっくら行ってみました。 12/28晩札幌発の「おおぞら13号」で釧路へ向かい、12/29午前中にに花咲線と釧網線をちょっくら歩き回って午後から室蘭へ帰るという、本当に強行軍でしたが、ここではその時のお話しでも。
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| １．12/28発 夜行特急「おおぞら13号」 | |
| 12/28朝に「北斗星3号」で室蘭の実家に着き、仮眠を取ってから昼過ぎに再び出発して、札幌周辺各駅を放浪。深夜に大通公園に行くと既にホワイトイルミネーションが消灯されており、落胆したまま札幌駅に戻り改札をくぐったのが22:40頃。 この日乗る予定だった釧路行き「おおぞら13号」は札幌23:00発。かつての急行「まりも」時代から自由席が１両しかなく、１〜２時間はホームに並んで席をキープするのが常道であるこの列車に、出発の20分前に向かったのはどう考えても無謀であった。
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 ▲「おおぞら13号」札幌駅にて HMがローマ字に変わったのが悲しい |
・・・が、ホームに上がると自由席の列はそこそこの人数。列の末端に並んで間もなく、22:45に入線。列車に乗り込むと２席楽勝でゲットできた。これにはさすがの私もビックリ。学生時代の長期休暇の時期しかこの列車を利用したことがなかったので、オフシーズンはこんなに空いているとは思いもしませんでした。 列車は間もなく発車。ちょうど全員が２席キープ状態の乗車率。ちょうどいい具合。こんな夜行の旅は気楽でいいものです。おまけに「おおぞら」は途中駅からの乗客がほとんどいないので安心できます。 |
| この晩は自分でも呆れるくらい爆睡。ちょっとお酒が入ったのもあるけど、仕事で疲れていたのと、歳取ったせいで体力が無くなっているのも原因でしょう。（笑） でもやっぱ冬の夜行の車内は暑い。もうちょっと温度設定を低くして欲しかった。
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| ２．12/29 釧路の朝 | |
| 「おおぞら」で目が覚めたのがなんと白糠を過ぎてから。随分とぐっすり寝たもんです。(^^; まだ夜明け前の釧路に5:50到着。ホームに降りるとこれがめちゃくちゃ寒い！ お陰で目がバッチリ覚めました。実は後で知ったのですが、釧路はこの冬一番の冷え込み−10℃以下になったそうで、通りで寒いわけです。
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 ▲「まりも」のヘッドマーク発見！ |
さて釧路のホームで非常に懐かしいものを発見しました。それは先ほどから話題に挙げていた急行「まりも」のヘッドマーク。平成5年（'93年）3月に現在の特急「おおぞら13・14号」に格上げされて消滅した懐かしの列車です。 廃止の1週間前にお別れ乗車した思い出の列車でもあり、これを見つけてちょっと感慨深いものがありました。 さて釧路からはこれまた久し振りの"花咲線"こと根室本線根室方面の列車に乗り込むことに・・・。 |