１．　松本→長野→直江津　（'03.8.13）

★ 松本→長野　快速「みすず」

　この日のスタートは松本9:32発の快速「みすず」。飯田線の天竜峡から遠路はるばるやってくる列車である。信州では珍しい湘南色の115系（JR東海静シス所属）なので少々目立つ存在である。

　沿線の景色は夏真っ盛りということで青々した気持ちの良い感じ。例年に比べかなり涼しくて夏らしさに欠けるところもけど暑さが苦手な私にはすこぶる快適な今夏。

　長野までの道のりは，ちょうど一ヶ月に篠ノ井線各駅を乗り降りしたので特に感慨なく淡々と乗り通した。長野駅には定刻10:40に到着。

　乗り継ぐ直江津行きは11:29発。なんと49分待ちだ。先ほどの快速みすずが到着する7分前に「妙高1号」が出発するという，すこぶる接続の悪い篠ノ井線と信越線である。
　そんな訳で長野駅では一旦改札を出て駅前の本屋で時間を潰す。しかしあまり欲しい本もなく時間を持て余して11時過ぎに駅に戻った。ホームに下りてみるとまだ出発まで30分近くあるというのに大勢の人が待っている。これにはちょっと慌てて空いている乗車口に並んだ。

　列車は定刻11:29に発車。普段は長野市近郊の各駅で下車客があるのだが，この日は長距離の帰省客が多い為か全く空かない。豊野を過ぎて山岳区間へ。途中古間駅が単線化されているのに驚いた。知らないうちに多くの駅で単線化や側線の撤去が進んでいる。

　妙高高原を過ぎても列車は混雑が続いたまま。山を降りきって新井，高田で大量の下車。車内がひと段落してまもなく，終点の直江津に12:59に到着した。