幌萌鐵道管理局   '01-'02冬 北海道帰省記 鉄道編   '02.1.12記
   

1. 松本→新宿→上野 ('01.12.28)

松本→新宿 特急「スーパーあずさ6号」

 12月28日。本来は最後の出社日であるが有休を取った。荷物をまとめて10時過ぎに自宅を出発,バスにて松本駅へ。駅に到着すると既に乗車予定の11:10発新宿行き「スーパーあずさ6号」が入線している様子が見えたので早々に改札をくぐる。改札の駅員は「松本→東室蘭」の乗車券を見て一瞬固まる。さすがに松本から北海道まで地道に列車を乗り継ぐような人間は年に数人しかいなかろう。

 松本始発の列車なので自由席でも充分に座れるだろうと列車に乗り込んでみると案の定空いており席を向かい合わせにして4席確保。
 列車は定刻に発車。この「スーパーあずさ6号」は速達便で,松本を出た後は途中上諏訪,茅野,甲府,八王子しか停まらないのでなかなか快適。車内は空いていたが検札で車掌が甲府より混むので席を譲ってくださいとのことで当然了解した。
 沿線はここ数日の寒さで雪景色。しかし長野県から山梨県に入ると次第に雪は消えていった。


▲松本駅にて「スーパーあずさ」E351系
 途中2度ばかり新型「あずさ」とすれ違い。そのうち乗る機会があるだろう。時々見掛ける普通列車もまだスカ色の115系が残っている。信州色への塗装変更も進んでおり近々見られなくなるだろう。

 甲府に到着するとホームには長蛇の列。席を戻して我が家は2席に収まった。さすがに甲府からは盛況で自由席はほぼ満席である。
 列車は順調に進みやがて高尾を過ぎ電車特定区間に。最近中央線での人身事故等に伴う「あずさ」の遅れが問題とされているが,この日は特に問題もなく定刻13:36に新宿に到着した。


新宿→上野

 新宿駅では妹と待ち合わせ。今夜の上野出発まで一緒に過ごすことに。
 “新宿湘南ライン”も開業し,今まで見なれない電車が新宿で見られるのはなにやら変な感じであった。

 新宿からは山手線外回りに乗車。ちょうど6扉車のところであったが池袋で着席することができた。山手線も間もなく205系が引退する予定であり,長らく親しんだこの姿も間もなく見納めだと思うと何か複雑である。
14時過ぎに上野駅に到着した。

 上野では21時過ぎの列車なので,上野公園,上野動物園で遊び,駅前で夕飯を済ませた。


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