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 [リポート]

 寝台特急「なは」&「あかつき」
 (2008.1)

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  •  寝台特急「なは」&「あかつき」

     関西発九州ブルトレで最後まで残っていた京都−熊本間「なは」,京都−長崎間「あかつき」がとうとう'08年3月をもって廃止となりました。個人的にはかつて周遊券で九州に渡った際に普通座席車が連結されていた「あかつき」にお世話になる機会が多かったことから親しみもあった列車であり,大変残念でした。

     '08年1月に出張で長崎に行く機会があり,往路は京都−熊本間「なは」,復路は長崎−京都間「あかつき」を利用してみました。これ以前にも数回「あかつき」を利用したことがあるのですが,廃止を控えていることからか以前とは異なり乗車率が高く見受けられました。ただ往復ともB寝台個室“ソロ”を利用しました。さすがに遊びでなく所要があり,昔のように若くはありませんので座席車は敬遠した次第です。

     往路 「なは」京都−熊本
     始発の京都駅はカメラを持つ鉄チャンが大勢集まっており,かつてのブルートレイン・ブームを彷彿させる光景でした。それでも30年以上経った今でもEF66と青い客車の組み合わせはカッコいいものです。ただ残念なことに,私の乗車した24系B寝台ソロは車体が大きく痛み凸凹が際立っており,廃止寸前の物悲しさも感じました。


    ▲京都駅に入線する「なは」「あかつき」 京都駅にて('08.1.27)

    ▲痛みが目立つ「なは」のB寝台ソロ 京都駅にて('08.1.27)

    ▲最後尾「あかつき」名物のレガーシート 新大阪駅にて('08.1.27)

    ▲大阪駅にて出発前のひととき ('08.1.27)
     京都を発ち,新大阪,大阪を経て山陽本線を西に進むうちに就寝。目が覚めたのは鳥栖を過ぎてからでした。
     終点,熊本駅はあいにくの雨。駅構内で盛んに進められている九州新幹線の工事と見比べるに,時代の移り変わりを実感させられました。


    ▲熊本駅に到着した「なは」 ('08.1.28)

    ▲九州内はED76の牽引 熊本駅にて ('08.1.28)

    ▲熊本駅からの回送シーン ('08.1.28)
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