'99−'00冬 北海道帰省記   '00.1.9記
   
2.旅行 札幌探遊 ('00.1.3)

 前々から札幌に行きたいと言っていた嫁さんのご希望に添ってこの日札幌に日帰りで行ってみることにした。が,朝起きたら外はこの年末年始で一番の雪。なにやら天気が怪しいがとりあえず行ってみよう,ってことで10時丁度に実家を出発,近所の道央道室蘭ICから高速に乗った。この時点で外は吹雪。路面も除雪が追いつかない状態で本格的な雪道の高速道路未経験の私にはちょっと先行き不安。(^^; 他の車に合わせて大体80〜100km/hくらいで走行する。途中登別〜白老付近で雪は治まったのだが,苫小牧から再び降りが強くなった。

そうこうしているうちにフロントガラズが凍り付き始めた。同じ雪国でも信州ではスノーワイパーブレードを装着している車は少ない。やはり北海道は厳しい。仕方なく暖気をフロントガラスに当てながら,時々ウォッシャー液で流しながら走った。

 雪は札幌に近づきにつれ激しさを増す。スタッドレスタイヤの偉大さを感じた。(笑) 途中,輪厚PAで休憩。駐車場はかなりの大雪でモコモコだった。


▲道央道千歳IC付近('00.1.3)

 道央道はとりあえず札幌南ICまで乗り通し,ここから一般道へと降りた。しかしちょっと道を間借り損ね,少しさ迷った後軌道修正,無事苗穂駅前にたどり着き街中へ向かった。途中,信号が変わって止まろうと思ったら全然停まれなくて慌てた場面もあったが・・・(^^; それに一方通行の多い札幌の街中はちょっと走りづらい。

 札幌市内を歩くので車はどこかの駐車場に置きましょう,ってことで札幌駅方面に向かう。駅前に空いている駐車場があったので迷わずサクっと入れてしまった。1時間340円,まぁいいでしょう。(^^)

 さて時間はちょうど12時。昼食時間なのでまずは札幌駅へ向かった。札幌駅南口は旧駅舎が取り壊されて様相が一変していた。変わってしまった,の一言に尽きる。まずは駅地下街の子供も食べられるメニューのある食堂で昼食。まぁ結構美味かったんだけど,店頭の表示に比べて大幅に量が少なかった。表示に偽りあり。(笑)

 ゆっくり昼食を摂ってから札幌駅へ。今回は全然北海道で汽車に乗る機会が無いのでせめて写真だけでも,という訳で入場券を買ってホームに入り,ちょっくら写真撮影。特に13:47着の稚内発札幌行き急行「宗谷」はこの春消える運命なのできちっと写真に収めてきた。


▲稚内からの急行「宗谷」 札幌駅にて('00.1.3)

 ここからはのんびりと街をぶらつくことに。駅前のそごうの地下でちょっと北海道土産を買い,札幌駅名店街から生まれ変わったアピアを歩いて驚き,その後地上に出て嫁さんが見たことが無いという時計台に行き,ちょっと大通公園に行って記念撮影して駅前へ向かった。

 さてさてさて,この日一番楽しみだったのは札幌駅と大通りの間にある雪印パーラー。これまで何度も札幌に来ていたのにも関わらず一度も行ったことがない。超甘党の私は以前から行きたくて行きたくて仕方なかったのだが(笑)さすがに男がこんな店に行くのは恥ずかしいので,これまで入れなかった禁断の店だ。(爆) (こういう男の人は多い筈だ) しかしこの度めでたく嫁さんができ,さらには子供までできたので,「家族連れ」という大義の元,初めて噂の雪印パーラーに踏み入った。・・・・・美味かった。(;;) もう5杯くらい食べれたぞ。(笑) でも結構お値段が張るのね。そんな訳で念願が一つ叶った瞬間だった。


▲雪の時計台('00.1.3)


▲大通公園にて('00.1.3)

 その後,札幌西武で息子のオムツを交換してから駐車場に戻り16時頃,室蘭に向けて出発した。国道12号線で札幌南ICに向かったが市内は結構渋滞しており時間がかかった。この時点でも雪は相変わらず降り続いており,道央道に入ると午前中よりさらに積雪が増していた。おまけに夜なので路面状態もわかりづらくあまり速度が出せない。フロントガラスも相変わらず凍る。苫小牧東ICを過ぎると交通量が減り,路面はほぼ厚雪状態。50km/h制限の中,恐る恐る走った。特に追い越し車線は走る車も少なく雪がモコモコ積もっておりかなり怖かった。

 しかし登別を過ぎると様相が一変。雪が解けはじめており,室蘭に入ると雪がベチャベチャに解けかかっていた。やはり室蘭付近は暖かいらしい。しかしこれでは翌朝凍り付いて怖そうだ。そんな訳で18時半頃室蘭ICを降り無事実家に帰り着いた。


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