幌萌鐵道管理局   信州鉄道風景   Part.44

★ 381系特急「しなの」 (撮影:平成14年8月)
 平成14年の夏は中央西線系統の臨時列車は例年に比べ寂しく,優等列車では特急「しなの」が僅か三往復運転されたに過ぎず,とうとう急行列車は全滅してしまいました。

 この特急「しなの」のうち二往復にはJR東海神領区所属の381系が運用に就きました。今では僅か2編成を残す神領区の381系ですが,この夏はフル稼働し,国鉄色で元気な姿を見せてくれました。
 いずれも展望形グリーン車を連結した6両編成で,「しなの5・24号」は名古屋−白馬・南小谷間,「しなの83・84号」は名古屋−松本間に運転されました。前者は夏期以外も週末等の多客期を中心に年中運転されていますが,一日二往復運転されるのは滅多にない機会です。
 一編成は綺麗に塗装し直されており,当分は381系の活躍する姿が見られそうです。


▲大糸線細野駅付近にて「しなの24号」


▲篠ノ井線南松本−村井間にて「しなの84号」


▲松本駅にて「しなの84号」


▲大糸線島内−島高松間にて「しなの5号」


▲南松本駅にて「しなの5号」


▲松本駅にて「しなの84号」


▲松本駅にて「しなの84号」


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