◆ 長野新幹線運転所

　長野市の中心部から車で約30分ほどのところに長野新幹線の車庫や検修を受け持つ長野新幹線運転所があります。毎年，鉄道の日にあわせ一般公開を行なっています。

　主な展示物は長野新幹線「あさま」向けのE2系です。E2系は運転台の公開も行われ昼前には整理券は配り終え大盛況でした。
　そして今回は引退目前の新幹線計測車925系“ドクターイエロー”が特別展示されていました。こちらは車外からのみの見学となりましたが，計測器などは窓から見ることができました。

　その他，架線工事車両の実演やミニ「あさま」の運転は子供達の人気が高かった様子です。また本館内にはNゲージ運転と鉄建公団による北陸新幹線の展示がありました。

　全般的にE2系新幹線を専門に扱っているので展示物が少ないかもしれませんが，普段はお目にかかれないので貴重な機会です。

　午後からはJR信越本線北長野駅に隣接する長野総合車両所を訪れました。我が家の車で訪れたのですが駐車場が満杯で，結局少し遠くなりましたがJR貨物北長野駅の貨物ヤードのほうに車を停めることになり，貴重な経験をしました。

　さて長野総合車両所ふれあいまつりは昨年に引き続き二度目の訪問。今年の車両展示は10月末に信越本線・しなの鉄道で運転される予定のEF55の他，新型「あずさ」E257系，「スーパーあずさ」E351系でした。また工場内ではアコモ改造中のE351系や新・新潟色115系などを見る事ができました。

　ほかに今回のイベントとして落書き電車と車両部品即売会がありました。
　落書き電車は廃車予定の真っ白に塗装した車両に自由に落書きしてもらうというもの。子供達には大人気の様子でした。一部，鉄道マニアの分別の無い落書きもありましたが・・・。
　車両部品即売会は横須賀色115系，ジョイフルトレインを引退した165系，そして元・ノスタルジックビュートレイン展望車の50系客車の3両から自分の好きな部品をその場で外して買うというもので，鉄道ファンの人気は上々だったようです。しかし思いである車両から部品が外され無残な姿になっていたのは哀しい感じがしました。

　その他，構内には荷物を牽く車を改造したミニスーパーあずさも運転されており，家族連れで盛況でした。