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長野市を起点に路線伸ばす長野電鉄線のうち，信州中野−木島間を結ぶ木島線は乗降客の減少により今年3月，運輸省への路線廃止の届けが出され，来春の廃止が決まりました。そこでお別れ乗車で賑わう前に普段の姿を見ておこうと訪れてみました。 “木島線”の名称は実は正式なものではなく，屋代−須坂−信州中野−木島間は戸籍上，河東線となっており，運転形態に合わせて信州中野−木島間を木島線と呼んでいるようで，駅の表示等はほぼ木島線になっています。 信州中野の木島線ホームからワンマンの電車に乗り込み発車。木島線はリンゴ等の畑をくぐり抜け千曲川東側を北上します。木島線沿線の駅には木造駅舎が残っているものが多く，昔ながらの雰囲気が漂っています。信州中野から20分ちょうどで終点，木島駅に到着します。
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 ▲信州中野駅にて
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 ▲木島駅駅舎
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 ▲木島駅駅舎内の様子
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 ▲出札窓口は平成11年8月で閉鎖
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 ▲いい雰囲気を残す木島駅ホーム
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 ▲木島駅にて
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木島駅は現在は無人化されてしまいました。しかし同じ駅舎内に系列の信州バスの事務所と窓口があり，こちらで定期券と回数券は発売しているとのことです。 私自身はほぼ10年ぶりの乗車となりましたが，この間車輌は一新されワンマン運転になりましたが木島の駅自体はほとんど変化がありませんでした。この日はGW中だったこともあり乗客は若干多く，私と同じように記念乗車に来ている人が数名いました。また沿線ではカメラを構えている人も結構多く見掛けました。 これから最後の夏を迎える木島線。今回は乗車中心でしたが，近いうちに撮影で訪れようかと計画しています。
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