'97年10月1日の北陸新幹線の開業に伴い、急坂区間として有名だった碓氷峠（信越本線横川−軽井沢間）が104年の歴史に幕を閉じました。
　横川の峠の釜飯、補助の機関車EF63の連結、66.7パーミルの急勾配など、その独特の雰囲気に多くの鉄道ファンが魅了されてきました。廃止が正式に決定された後は撮影者や記念乗車する人々で沿線はごった返したのも記憶に新しいところです。

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　新幹線の開業により在来線の併走部分がJRから経営分離されることから、軽井沢−篠ノ井間は第3セクターの「しなの鉄道」に移管されました。
　特急「あさま」や「白山」の走った信越本線も既に見られなくなり、寂しい限りです。

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