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★ 米国 San Diego Trolley
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'08年9月に国際学会に参加の為，米国San Diegoを訪問しました。この時，会場のあるMission Valleyに"Trolley"と呼ばれる路面電車風の鉄道が走っており，学会の合間を見て会場を抜け出し，乗りに行ってみました。
San Diego Trolleyは1981年開業で，現在先進国で高まりを見せているLRT（Light Rail Transit）の先駆的な存在で，紹介の本やWebには路面電車と訳されているものもありますが，San Diegoのダウンタウンは路面電車の形態でもあるものの，郊外実際は大部分に専用軌道区間を持つ立派な鉄道です。
線区はBlue Line, Orange Line, Green Lineの３つに分かれており，簡単な一周旅行も可能です。駅には改札が無く，自動券売機が設置されたいわゆる信用乗車方式ですので，乗車前に切符を買っておくことが必須です。ちなみに'08年9月現在，一日乗車券は5ドルでした。また駅には詳細説明の看板が英語とスペイン語で掲げられています。（スペイン語があるのはメキシコ国境の街という土地柄からでしょう）
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▲San Diego Trolleyの路線図('08.9.16)
※クリックで拡大します
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この日はGreen LineのMission Valley Centerから反時計回りに一周旅行に出かけてみました。
米国の鉄道ですので，鉄道は右側通行。駅に居て日本とは異なる感覚に少々戸惑いを感じました。車両は全て低床車でホームの高さは僅かで，駅構内は自由に横断し放題な感じです。
車両は3タイプあるようで，開業当時からで正面2枚窓が特徴的な1000系，いかにも路面電車的な2000系，そして最新鋭の3000系で，いずれも独シーメンス社製です。
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▲Mission Valley Centerにて 先頭は3000系編成('08.9.16)
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▲Mission Valley Centerにて 後尾に2000系編成('08.9.16)
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Green LineとBlue Lineの乗換駅，Old Townから南のSante Fe DepotまではAmtrak（アムトラック：全米鉄道旅客輸送公社）とCoaster（コミュータトレイン），貨物列車の走る鉄道線と併走します。
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▲Old Townの駅舎は古き時代を模したもの('08.9.16)
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▲駅は改札が無いが事前に切符購入が必須 Old Townにて('08.9.16)
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▲Grossmontにて2000系('08.9.16)
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