幌萌鐵道管理局 北海道鉄道風景 | |
★ 廃止間際の楓支線 (撮影:平成16年3月) | |
以前から廃止の噂のあった石勝線楓駅の廃止が決まり平成16年3月12日が最終日となりました。そこで廃止目前の3月1日に新夕張−楓間の一往復に乗車してきました。 楓駅は特急街道の石勝線の途中駅ですが,新夕張−楓間の朝の一往復の普通列車しか運転されておらず,極めつけは日曜運休。乗りつぶしがしづらい駅としても有名でした。またかつての夕張線登川支線を引き継いだ運転の形態から石勝線の中でも特別な「楓支線」とでも呼ぶべき存在でした。 当日は朝から悪天候に見舞われ,新夕張駅ホームは猛吹雪の中でした。キハ40単行の6:45発2691D楓行きに乗車。車内は乗り納めの鉄チャン達約30名で大盛況でした。楓駅には6:54到着。8分間の僅かな折り返し時間の中,大勢の人達が列車と駅にカメラを向けていました。そして楓7:02発2692Dに乗車。これで私の「楓支線」の旅は終わりました。 楓駅には石勝線本線ホームがありますが,こちらは結局陽の目を見ることなくお役御免になる運命に。旧産炭地区である楓・登川地区の衰退とともに,とうとう楓駅もその歴史に幕を閉じることとなってしまいました。
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▲新夕張駅で廃止を告げる掲示
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▲新夕張駅で出発を待つ楓行普通列車 |
▲楓支線のサボ |
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▲楓駅折り返しの様子 |
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▲楓駅で出発を待つ普通列車 |
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▲支線ホームの駅名標 |
▲楓駅待合室に掲げられた時刻表 |
▲楓駅待合室の様子 |
▲楓駅待合室(右)と石勝線本線(左) |
▲新夕張駅に到着した楓からの普通列車 |