現在走っている蒸気機関車は通称，“雨宮21号”と呼ばれるもので，1928年雨宮製作所製のナローゲージです。元来この丸瀬布の森林鉄道で働いてきた生え抜きの由緒ある機関車で，本格的な保存鉄道の一つです。

　線路は丸瀬布いこいの森の中に８の字を描いて敷かれており一周1.2kmです。料金は大人500円，約12分の乗車時間です。編成は木曽森林鉄道から来た客車や木材運搬用の台車などで興味深いものです。運行期間は7月末から8月中旬までは毎日，それ以降は10月末まで週末運行で，冬から春は運休です。

　丸瀬布いこいの森にはキャンプ場やレク施設が併設されており，特にご家族連れの方には遊びに行くには絶好でお勧めです。