| 幌萌鐵道管理局 北海道鉄道風景 | |
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★ 札沼線 キハ５３ ５００ | |
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札沼線は札幌市内の桑園と新十津川を結ぶ札沼線。かつてはその線名の通り石狩沼田（留萌本線）まで通じていましたが，不採算とのことで途中，新十津川から先は廃止され現在に至っています。今では札幌通勤圏の拡大で多数の列車が運行されていますが，北海道医療大学以北は昔から相変わらず運転本数も僅かで単行で運転されています。 この新十津川までの列車には平成8年3月までキハ53も運用されていました。特に平成7年の深名線廃止後はこの札沼線末端部に集約され，最後の活躍を見せていました。
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 ▲新十津川にて(H5.8) |
 ▲月ヶ岡にて(H5.8) |
 ▲豊ヶ丘にて(H8.1) |
 ▲中徳富−新十津川間にて(H8.1) |
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札沼線末端部の列車は石狩当別を起点としており，石狩当別以北がキハ53の活躍の場でした。また一日に数本，併結された形で札幌駅まで顔を出していました。終盤ではキハ22もこの世から消えており，キハ40を除き，北海道を代表してきたローカル線車両を札幌駅で目撃できる数少ない貴重な機会でしたね。 |
 ▲石狩当別にて(H8.1) |
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深名線でもそうでしたが，この急行色が単行でけなげに走る姿はなんとも言い難い，我々古いもの好きな鉄道ファン（笑）にはたまらない光景でした。 このキハ53も老朽化が目立ち，平成8年3月の札沼線ワンマン化に伴い引退。現在では２エンジン搭載のキハ40がこの地を走っています。
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