| 幌萌鐵道管理局 北海道鉄道風景 | |
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★ 「北斗星」出現！？ | |
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青函トンネルの開業に伴い開設された寝台特急「北斗星」。 当初の大人気も去り，今ではちらほらと景気の悪い話ばかりが聞こえてきますが，この列車はやはり便利なのでこれからも恒久的に走って欲しいと思います。 さて開業当時高校生だった私ですが，この寝台には多少憧れを持っていました。当時汽車通をしていたのですが，帰りが遅い時なんかは東室蘭駅でキハ22の車内からこの「北斗星」を目撃する，なんてことも多かったのです。そのサボに「上野」なんて書いているんですから，上京願望の強いお年頃，もうたまったもんじゃありません。（笑） 結局大学受験の時に往復「北斗星」を利用したのを皮切りに，帰省の時にはお金があって体力の無い時は飛び乗ってしまうようになりました。やはり列車一本で実家まで届けてくれるこの「北斗星」は私には重宝なんです。
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さて「北斗星」登場前はいろいろと車両の動きも頻繁で，寝台用客車（24系25形）の甲種回送も数回行われたと記憶しています。その中で，一度目撃した写真が右の写真です。この時初めて「北斗星」のロゴを見て感動しました。
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 ▲苗穂を出場した甲種回送列車 本輪西−陣屋間にて(S63.1) |
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開業以降は順調に滑り出し，切符を手に入れるのも難しい，と言われるくらいの列車になりました。未だに帰省・観光シーズンは取るのが難しい列車です。でも一週間前なら大体キャンセルで数席空いているものなので，最近では直前まで寝台券を取りに行くことは無いですね。 当初は牽引しているDD51は標準色だったのですが，その後ＪＲ北海道のDD51全車が北斗星色に塗装変更されてしまい，今ではよほどな事が無い限り見られない光景となってしまいました。
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 ▲初列車の「北斗星１号」 本輪西−陣屋間にて(S63.3) |
 ▲運行開始当初の「北斗星」 本輪西−陣屋間にて(S63.4) |
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現在，3,4号の季節列車化等，近年縮小の動きのある「北斗星」ですが個室化など新たな活路も探っているようですし，車齢もかなり古くなっている事から新車の話もそろそろ出てくるのではないだろうかと思っています。私自身も室蘭の実家への帰省にこれからも使い続けるであろうこの列車は，特別な目で見守っていきたいという感じです。
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