【幌鐵局】北海道廃線／深名線

幌萌鐵道管理局　　北海道廃線跡探索記
◆ 深名線　　　深川－名寄：121.8km／平成7年9月4日廃止／平成9年8月9日探索

　私個人の中で現役時代の姿が一番生々しく記憶に焼き付いている深名線。廃止の話しが出る前からよく通った思い出の線路です。最終日は私も駆けつけ、最終列車に乗り込みました。

　廃止以来全く訪れることの無かった深名線ですが、この夏の仲間内で廃線ツアーを行った際、深名線沿いを北上することになり、ついでに「ちらっと」見てみよう、となりました。･･･ら、いつの間にやらハマりこみ、結局、深川－沼牛間はほとんど全部見て周ってしまいました。やはり我慢なんて出来ません。(笑)

　時間の都合上、沼牛から先、添牛内までは車内から眺める程度になってしまいましたが、全体としてよく残っています。駅舎も数多く残っており、木造駅舎は窓に板を打ち付けていました。線路の撤去もまだまだ時間がかかりそうです。しかし現役時代の姿をしっかりと覚えているため、廃止後の荒れつつある様子に大変心が痛みました。

駅名	駅舎	ホーム	コメント
円山	×	○	ホームが現存。
上多度志	×	×	駅舎、ホームとも撤去済。駅構内以外には線路が残っている。
多度志	○	○	ほぼ当時の姿で残存。ホームには線路も残っていた。
宇摩	×	○	元仮乗降場なのに板張りホームが残っている。
幌成	（△）	？	駅舎は駅付近の建設業者で物置になっている。ホームは確認せず。
下幌成	×	○	板張りホームが残存。
鷹泊	○	○	ほぼ現役当時のまま残っている。
沼牛	○	○	こちらもほぼ現役当時のまま。
新成生	－	－
幌加内	－	－
上幌加内	－	－
雨煙別	－	－
政和温泉	－	－
政和	○	？	駅舎は誰かの所有物の模様。（入口にポストがあった）
新富	－	－
添牛内	○	？	駅舎は建設業者の事務所に使われている様子。

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