今回乗った日本アジア航空EG279便，成田発台北経由高雄行きは前回の訪台時と同じ便。一度乗ったので勝って知ったる感じで搭乗。機材はB747でした。
　旧正月直前ということもあり，機内はかなり混雑。最後のほうで飛行機に乗り込んだら荷物置き場が既に満杯になってしまい，結局座席の下に荷物を置く羽目に。

　通路側の座席で楽でしたが，隣に座った台湾人のオバちゃん（お姉さん？）がしきりに自分の顔にシューっとスプレーを掛けていたのがちょっと嫌でした・・・。なんのスプレーだったんだろ？

　台北でホテルにチェックインしてから小腹が空いたので，近所のセブンイレブンに行ってみました。ちなみに台北市内のコンビニの密集度は日本以上でかなり便利です。
　そのとき見つけたのがこれ。「糯米飯"米團"」と書かれた品物。中にある具をもち米を巻いた感じ，要はのり巻きののりがないような食べ物。
　中身は少々甘い具材で，私にはぴったりな食べ物。結構気に入りました。

　台北市内にある松山機場（空港）はかつては台湾の玄関でしたが，今は台湾国内線の発着空港として機能しています。日本で言う羽田空港に相当します。
　台湾国内の移動では航空機のシェアはかなり高い様子。我々が搭乗した台北−台南便は航空三社が就航し，いつ乗っても混んでいます。主要路線は便数が多いシャトル便の性格が強く，日本に比べるとかなり使いやすい印象です。

　なお今回訪問した時期，台湾は最高気温20℃，最低気温13℃程度でした。日本の雪国から台湾を訪れた身にはすこぶる過ごしやすい気温でしたが，現地の人にはかなり寒く感じるらしく，空港にいる人の姿はみなさんきっちり防寒仕様。中にはモコモコなジャケットを着たり，マフラーまで巻いている始末。身体の慣れとは恐ろしいものです。

　台南機場を訪れたのは二度目。台湾空軍基地に間借りしたような作りです。滑走路の周りには戦闘機も控えていますし，警備の兵士の姿も見られますのでカメラを構えるのはさすがに無謀かということで写真は一枚も撮っていません。
　空軍基地から外に出たところに空港ターミナルがあり，その間の移動はバス。空港ターミナルは昨年新築されたようで綺麗です。
　ただ空港ターミナル付近にはほとんどお店が存在しない様子。ターミナル内にはパン類や飲み物の販売くらいしかないので，食事をする必要がある方は事前に用意しておいたほうが無難でしょう。

　所要が終わってから台北の夜の街を徘徊・・・。台湾の夜は遅い，と言ってもさすがに遅すぎた23時頃だったので店はちょうど閉店時間で一気に街は寂しくなっていました。
　仕方ないので台北車站前の新光三越あたりで写真を一枚。6年前の訪台では台北車站の南側ばかり歩いていたのですが，当時と比べて随分と台北車站の様相が変わってしまいました。MRTが出来たことが一番の進化でしょうか。

　ちなみに翌朝再び出直して台鐵にはちょこっと乗りました。

　復路は日本アジア航空EG279便，台北発成田行き。週末の金・日しか運行されない便で，機材はツルのマークのJALのB767でした。普段運行されていない便の為か，搭乗口がB1という空港の一番端で移動がかなり大変。搭乗口付近には売店等一切ないので要注意です。

　飛行機に乗り込むと窓側の席。こりゃ困ったな，と思っていると幸いにも隣にはだれも座らず，快適な旅となりました。離陸して台湾を離れてからそれほど時間が経たないうちに沖縄の島々が見えてくるのにはちょっと感動。当たり前のことだけど，台湾と日本の近さを感じました。