ちいさな旅
  '99.5.16 碓氷峠鉄道文化むら   '99.6.12記

 さて久々の家族で遠出,ということで私の希望から信越本線横川−軽井沢間の碓氷峠の鉄道の歴史を保存すること目的にこの春オープンした碓氷峠鉄道文化むらに行ってきました。

 嫁さんの運転で松本から国道254線経由東部町に抜け,そこから上信越道で松井田妙義ICまで。高速道路を降りてまもなく横川駅付近に到着すると,そこには「ぽっぽタウン」の表示が新しくできており,係員の誘導で駐車場へ。無料駐車場なのでまずは嬉しい。

 かつての横川機関区後は一変し,小奇麗な施設に変身していました。園内の舗装は線路を残した状態でされています。車庫の中にはEF63が2両,EF62とED42が各1両保存され,前照灯が点けられていました。機関区事務所跡は展示室になっており,碓氷峠の資料やジオラマが展示されています。

 屋外展示ブースには機関車をメインとした展示になっており,間近で貴重な車両を眺めることができます。またミニゲージの蒸気機関車列車(ディーゼル機関車牽引もあり)やミニSLも園内を走っており子供たちで大盛況でした。また車庫脇に軌道自転車があり,これがまた人気でした。

 かつての本線跡では動態保存されたEF63が一定時間おきに運行され,現役当時の姿を彷彿させます。間もなく運転体験もはじまるようで楽しみです。

 鉄道ファンとしては非常に貴重な車両も多く,子供連れの鉄チャンには思う存分楽しめる施設です。(笑) しかし最近悪質な盗難事件が相次いでいるそうで,非常に残念です。


▲動態保存され本線走行するEF63


▲園内を走行するミニ列車


▲かつての車庫にはEF63,EF62等が停泊


▲ディーゼル機関車DD51のトップナンバー


▲屋外展示にて


▲EF68やEF30も展示

 帰りは佐久平にできた信州最大規模のスーパー,ジャスコへ。さすがにこれは大きくて,千葉船橋のららぽーとみたいな感じでした。そして買物と夕食を楽しみ松本へ帰りました。しかし普段通ったことのない経路だったので途中道に迷い,暗闇と不安の中走り続け,ようやく知っている丸子町にたどり着いた時は正直ほっとしました。まだまだ信州の田舎道は手強いです。(笑)


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