さて信州つもと空港。ちょうど空港を舞台にスカイフェスティバルが開催されており，空港は大勢の人で賑わっていた。さらに北海道秋の観光シーズン到来もあり，飛行機に乗る人もかなりの大人数。
　自動チェックイン機でチケットレスでチェックインを済ませると子供と一緒なのに通路を隔ててしまった。そこでカウンタで子供と一緒で窓のある席を希望したところ，前方の2番の席をもらった。ただし身体の不自由な方が来た場合は譲ってくださいとのこと。

　気がついた頃は既に津軽半島上空。ここから津軽海峡を斜めに抜け太平洋上を飛行。下界の雲はなく，北海道南部が見渡せるほどだった。今回初めて我が故郷，室蘭も飛行機上からしっかりと見ることができた。室蘭港を跨ぐ白鳥大橋が見えたのには少々びっくり。

　そして飛行機は定刻16:15に新千歳空港に到着。駐機場からバスでターミナルへ向かった。

　今回の帰省は実は祖母の三回忌だったのだが，これを終えてから折角の機会なので，私の両親と叔父夫婦，そして私と長男の6名で洞爺湖温泉に一泊に出掛けた。

　さてこの日の宿は洞爺万世閣。夕方16時過ぎにチェックインし，以降のんびり温泉と食事を楽しんだ。夜は洞爺湖名物，湖上花火大会を堪能。
　ただ日頃の疲れもあって，温泉に入る回数はさほど稼ぐことができず，夜はすぐに寝てしまった。

　朝，洞爺湖温泉をレンタカーで出発。自宅に一旦立ち寄り，昼前に千歳にてレンタカーを返却し，新千歳空港へ。自動チェックイン機で搭乗手続きを済ませた後，家内にお願いされていた北海道土産を漁ったり，屋上の展望デッキから飛行機見物したりして時間を潰した。
　そのうち放送で，松本便は天候調査との連絡。羽田か名古屋へ向かう可能性ありとのことで少々焦る。

　機内では再び飲み物と玩具をもらい息子はご満悦。フライトのほうはすこぶる順調で，当初予想された揺れもほとんどなく長野県上空へ到達。そしてすんなり着陸してしまった。客室乗務員の話ではほとんど着陸は不可能ではないかとの話だったそうで，なんともタイミングよく雲が切れてくれたそうで，雨男の私にしては非常に上出来だ（笑）

　こうして2泊3日の旅は終了した。