今回は極力旅費を抑えたい為，羽田からの空路利用に。まずは松本9:55発の特急「あずさ12号」で上京。そして新宿から品川に出て京急で羽田空港へ向かう。しかし京急品川に着くと駅ホームは大混乱。どうやら京成線沿線で火災があり列車の運転が一時見合わされた為にダイヤが滅茶苦茶になっている様子。とりあえず来た電車に乗って京急蒲田へ。混乱の中，かなり待つ羽目になったが横浜方面からの羽田行きに乗り換えることができ，当初の予定より30分以上遅れて14時過ぎに羽田空港に到着。

　最近マイレージを貯める関係でJALばかり使っている私であるが，先日叔父よりANAの株主優待券をもらった為，久し振りにANAを利用してみることに。羽田空港のANA発券カウンターで半額の航空券を購入し，15:00発のANA 69便に搭乗。
　空港ではバスでの移動。新ターミナルができればバス移動も減るんでしょうかね？
　なお飛行機のほうは至って順調に飛行。無事16:30に新千歳空港に着陸。

　新千歳空港では室蘭までのＳきっぷを購入。バス対抗の為，自由席特急料金込みで46％割引の3,260円。とてつもなく安い。それでもバスのほうが安いのだが・・・。
　快速「エアポートで」南千歳に出て17:19発の特急「スーパー北斗18号」へ乗車。その待ち時間にホーム端から久し振りに北海道の列車を撮影。
　乗車した「スーパー北斗」のキハ281系はNHK大河ドラマ「新撰組」とタイアップした特別塗装だった。乗り込んだ自由席はほぼ100％の乗車率だったがどうにか座席を確保。苫小牧でかなり空き，その後は快適。東室蘭には18:11に到着。

　地元，室蘭では実家での所要の合い間をぬって近所にちょこっと撮影に。陣屋町貨物駅付近や本輪西駅付近を車でぶらついたが特に変わったところはなかった。少しほっとした気分。（笑）

　復路は4月9日。新千歳空港を夜20時過ぎに出るJAL1038便羽田行きの格安料金“特割７”を利用。時間的にはたっぷり余裕があるが，明るいうちに少しのんびり汽車旅を味わいたいとの思いもあったことから少し早めに出発。
　地元の小駅である本輪西から16:44発東室蘭行き普通列車に乗り込み，東室蘭駅で3分の乗り換えで特急「すずらん7号」に乗車した。北海道一マイナーな特急列車（笑）であるが，この日はそこそこの乗車率。鷲別，幌別と室蘭近郊の各駅に停車する度に乗客が増えていった。
　南千歳には17:49着。時間的にかなり余裕がありすぎるくらいだったので，日没まで写真撮影に没頭。約40分の間，南千歳駅ホームをうろついていた。そして18:28発の快速「エアポート176号」で新千歳空港へ向かった。

　新千歳空港では二時間強の待ち時間。しかし既にチェックインが始まっており，自動チェックイン機で早々に手続きを済ませた。空港内の店を見て歩いたり，飛行機を眺めたりし，そして夕飯をゆっくりと済ませた。
　20時を過ぎてからゲートをくぐり飛行機待ち。さすがに新千歳空港と言えど夜20時を過ぎると寂しい。離陸予定時刻の10分前くらいにJAL1038便に搭乗，20:50に出発した。
　さすがに夜のフライトでは外の景色を眺めることができず退屈。今晩はこれから夜行列車に乗るのでとりあえず寝貯め。（笑）　羽田空港には無事22:20に到着。

　羽田空港からは京急で品川に出て，JRに乗り換え新宿へ。この日運転される白馬行き快速「ムーンライト信州81号」に乗車。ホームには若干のカメラを抱えた鉄チャンの姿。この日は旧「あずさ」色の183系が運用に就いていた。ホームの放送では全席指定のこの列車の指定券は既に売り切れとのこと。私が事前に確保しておいた指定券も通路側しか空いていなかったことから，ある程度は予想していたが，なかなかに人気が高い列車である。
　列車は23:54に新宿駅を出発。まだまだ夜もこれからといった感じの都会をすり抜け列車は山間部へ。それとともに私も就寝。翌朝上諏訪あたりまでずっと寝ていた。
　松本には4:32に無事帰着した。