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石炭とともに歩んで来た夕張。石炭の衰退で街も寂しくなり，かつて石炭で賑わった国鉄夕張線と夕張鉄道ともに没落。夕張鉄道は全線廃止，夕張線は石勝線に統合されたことから生き長らえることができた，というところでしょうか。 さてこの鉄道衰退に伴い，JR夕張駅が2度ばかり移転しています。初代の夕張駅は現在の夕張石炭の歴史村入口に存在し，駅舎・ホームともに健在，駅舎は事務所として利用されています。 2代目駅には昭和60年10月に1.3km南の市役所付近に移設。その時の駅舎はなんと貨車。随分と粗末な造りになってしまいました。 さらに平成2年12月に0.8km南のMt.レースイの麓に移設。リゾート直結タイプの駅となりましたが，果たして鉄道利用のリゾート客がいるのかは甚だ疑問です。しかしこちらは小奇麗な駅舎でまとまっています。
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 ▲ 初代夕張駅 ホーム，駅舎とも残存。('99.8)
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 ▲ 2代目夕張駅 バラストが残る('99.8) 右手ビル一階が元夕鉄夕張本町駅跡らしい。
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