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北海道に残った最後の旅客私鉄として有名だった大夕張線。昭和62年7月の鉄道廃止後も操業を続けていた南大夕張炭鉱も現在では命運尽き、ヤマは自然に還りつつあります。 清水沢から南大夕張の間は清水沢の街中以外は路盤もほぼ残っており，コンクリート橋脚やトンネル跡もしっかり残っています。南大夕張には車両が保存されていますが放置されていた期間が長く痛みが激しく，私が訪れた時は客車のうち一両が雪の為に倒れていました。しかし現在は地道に保存活動も行われており，客車の補修も行なわれている様子です。
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 ▲ 南大夕張駅跡にて ('99.8)
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 ▲ 倒壊したナハフ１ 南大夕張駅跡にて ('99.8)
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昭和48年に一足早く廃止になっていた南大夕張−大夕張炭山間は'98年までは駅舎や橋脚もしっかりと残っておりかなり圧巻だったのですが，しかし新たなダムの建設計画により水没することになり残っていた駅舎はすべて取り壊されてしまいました。撮影していなかったことが悔やまれます。 南大夕張−明石町間の廃線跡はサイクリングロードに転用されてましたが，これもいつしか廃道同然となっています。明石町は地下道もあったのですが，これは現在もコンクリートで残っていました。終点，大夕張炭山も駅舎が取り壊され，街もダム建設で退去が済み無人状態になってしまいました。 | |
 ▲ 明石町駅跡にて ('99.8)
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 ▲ サイクリングロードとホームの 地下道跡（右） 明石町駅跡にて('99.8)
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 ▲ 旭沢橋梁 明石町−千年町間にて ('99.8)
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 ▲ 大夕張炭山駅跡('99.8) 左のコンクリの跡が駅舎跡
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