| 幌萌鐵道管理局 北海道廃線跡探索記 | |
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◆ 興浜線 北見枝幸−雄武（未成線）／平成9年8月11日探索
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興浜線は浜頓別−興部間のオホーツク海沿岸を結ぶことを目的に計画された鉄道で、昭和10年に興浜南線（雄武−興部間）、昭和11年に興浜北線（北見枝幸−浜頓別間）が開業しました。またその未開通部分は戦後建設が続けられていましたが、結局完成を見ぬまま興浜北線・南線ともに廃止となり、「オホーツク縦断鉄道」の夢は潰えてしまいました。 建設工事は興浜南線側でかなり進んでおり、雄武から枝幸町西音標付近までの約20kmが路盤の建設が終了していました。近年は地元に払い下げられ、かなりの築堤が崩されつつあります。 下に各地の状況を示しておきます。
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| 地名 | コメント |
| 雄武駅付近 | 興浜線の未成線のシンボル的なトンネルが残っている。反対側出口はコンクリートで塞がれている。 |
| 雄武町内にて | 牧草地に小川を越える橋がぽつんと残る。 |
| 雄武町幌内にて | きれいな路盤が残る。駅予定地は不明。
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| 幌内川橋梁 | 興浜線内で最も大きい橋梁が残る。 |
| 枝幸町音標 | 駅予定地は公園として再利用されている模様。 |
| 枝幸町西音標付近 | 建設区間の最終地点付近。重機により壊されつつあった。 |