幌萌鐵道管理局 北海道廃線跡探索記 | |
◆ 興浜南線 興部−雄武:19.9km/昭和60年7月15日廃止/平成9年8月11日探索
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興浜北線とともに昭和60年に廃止となった興浜南線。こちらも無念さが漂って来る線区です。 全長19.9kmと短いことから、比較的探索の楽な区間でした。しかし訪れたのが8月と、夏の盛りの為路盤跡はほとんどが草むらに埋もれてしまい、歩いてみることはほとんど不可能でした。 探索当時,線内で唯一駅舎が残っているのは沢木駅のみでした。駅跡の公園の片隅に建つ駅名標を見ていると、すでに辺りは鉄道の面影を失っているので、本当にここに鉄道が走っていたのだろうか、という不思議な気持ちがしてきます。この沢木駅も今では駅舎が撤去されています。 |
駅名 | 駅舎 | ホーム | コメント |
雄武 | × | × | 駅跡は撤去されバスターミナルへ。 |
雄武共栄 | × | × | こちらも撤去され雑草に埋もれている。踏切跡が残る。 |
栄丘 | × | × | 築堤は分かるが駅跡は雑草に埋もれてしまっていた。 |
元沢木 | × | × | 駅跡は日の出岬へ通ずる新設道路に潰されてしまった。 |
★ | 元沢木−沢木間日の出岬付近の路盤跡は現在、道路へ変身中。 | ||
沢木 | × | × | 当時は駅舎が現存していたが,現在は撤去された模様。構内は公園へ。片隅に駅名標等が移設されている。 |
(興部) | × | × | 道の駅として整備されている。 |