幌萌鐵道管理局 全国廃線跡探索記 | |
◆ 東松山専用鉄道高本線 高坂−高本間/平成6年10月探索
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関越自動車道を走行していると高坂PA付近に高速道路を跨いでいる鉄道跡を見ることができます。この線は東武東上線高坂駅から分岐していた東松山専用鉄道高本線で、途中の葛袋と終点・高本の採石場からセメント原料の粘土を運んでいた全長5.5kmの貨物線で、昭和59年7月31日限りで廃止されました。 以前から「あれ何だろう?」と思っていましたが、たまたま埼大鐵研で廃線ツアーが組まれたたため訪れることが出来ました。 当時の状況ですが、採石場のあった葛袋は採石は続けられている様子。終点の高本は完全に整地されゴルフ場に再開発されていました。しかし途中区間の路盤はほぼきれいに残され、立派な築堤も残っており、かなり満足の行く廃線歩きでした。 ちなみに廃線跡は道路と離れた所を通っており、車での探訪はかなり難しいと思われます。我々は全区間徒歩で走破したため、隈なく見ることが出来ましたが、距離もそこそこにある為、かなりきつい行程になってしまいました。(結局15km歩き通しました)
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▲ 関越道を跨ぐ鉄道跡。立ち入り不可。
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▲ 葛袋から少し先にある切り通し区間。
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▲ 葛袋−高本間の立派な築堤。
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▲ 葛袋−高本間で見つけた短い鉄橋跡。
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▲ 終点の高本はゴルフ場へ。 |