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平成13年3月限りで廃止となる下北交通大畑線はかつての国鉄大畑線で，下北−大間間で建設されていた大間鉄道の一部分です。元来は北海道との最短路線として期待されていたものですが，太平洋戦争中は津軽海峡への重要拠点である大間への軍用鉄道として強制労働も伝えられています。戦後は再び建設が再開されることなく，現在まで放置されているとのことです。 平成13年3月に大畑町内のごく僅かな部分を歩く機会があったました。 大畑駅から先，大畑川を越えた辺りに築堤の跡が残ります。ここから先は国道279号の付替え・拡幅工事により線路跡は道路に消えています。 二枚橋の集落の手前で線路跡が道路と別れ，立派なコンクリート製のアーチ橋が出現し，これは圧巻です。橋は通行することはできませんが，近所の家屋のテレビアンテナが無造作に置かれていました。
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 ▲ 二枚橋付近に残るコンクリートアーチ橋
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 ▲ 同じく 下から撮影
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| この先，下風呂付近まで建設跡は続きますが，今回は二枚橋までのごく短い区間のみの探索となりましたが，このコンクリート橋だけでも一見の価値はあるでしょう。この先の区間については機会があれば暖かい時期に歩いてみたいと思います。 | |