幌萌鐵道管理局   全国廃線跡探索記

外房線 旧大網駅
   昭和47年5月廃止/平成11年9月探索

 外房線と東金線の分岐駅である大網駅は現在は高架駅となっていますが,かつては東金線側に位置し外房線はスイッチバック構造となっていました。そして昭和47年5月に現在の駅の位置へ移転しています。

 旧大網駅跡にはホームも依然残り,構内は保線関係の拠点として現在も稼働中です。駅舎跡は児童公園になっており,遊具が配置されています。また公園の前には旧大網駅跡地の表示と腕木式信号機が飾られています。

 旧駅から外房線へ通じる線路は比較的近年まで残され貨物列車が走っていましたが,現在ではこれも廃止され,ちょっとした廃線風景を見る事ができます。


▲ 旧駅にある腕木式信号機と看板


▲ 大網駅跡。左側の公園が駅舎跡。


▲ 旧駅構内を行く列車。
柵の向うにホームが残る。


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